ナナポケのTAKAです。
僕は今現在複数の仕事をしている複業人、いわゆるパラレルキャリアです。
最近では、Uber Eatsなどの配達員でサクッとお金を稼ぐなど、”ギグワーク”なんて言葉もありますね。
それだけ世の中が昔の昭和の時代のように正社員で本業を1つで奥さんは専業主婦、みたいな時代ではなくなってきているということです。
そんな大手企業や外資企業では正社員の副業(複業)を認めているところもある一方で、いまだに古臭い考え方なのか副業(複業)を禁止しているところも多いようです。
年収や手取りは減る一方、さらにコロナやこれから先どうなるかわからないこの世の中で収入や働き方で悩んでいる方が多いはずなのに…
この記事では、なぜ正社員が副業(複業)を禁止されているのか理由をご紹介します。
そしてその理由を聞いてあなたはどうするのか?を僕の考え方と一緒にご紹介していきます。
さらになぜ僕が副業禁止だとしても副業(複業)をやった方がいいと言っているのか、そのことについてもお話します。
ぜひこれからの働き方の参考にしていただければうれしいです。
正社員が副業(複業)禁止の理由
そもそもなぜ企業では正社員の副業(複業)が禁止されているのでしょうか?
冷静に考えてみると、本業で正社員として働いてアフターファイブの仕事が終わった後に何をするかはその人の自由ではないでしょうか?
なぜ会社や企業に仕事が終わった後の行動まで制限されなければいけないのでしょうか?
例えば、仕事が終わった後に飲みに行こうがデートしようが、バイトしようがほかに仕事しようが本来はその人自由なはずです!
なので、会社の労働時間外の時間を拘束する力なんてのはどこにもありません。
法律的に考えても、副業禁止というのはできないはずなのです。
それでも副業禁止をうたっている企業はまだまだ多くあるのが現状です。
世界に目を向けると「一つしか仕事をしていない」というと「お前は一つで大丈夫なのか?」と驚かれることもあるぐらい、世界の常識と日本の常識には違いがあります。
それではなぜ、正社員の副業を禁止するのか?
その理由は、大きく分けて3つあります。
- 本業の仕事に影響を及ぼす恐れがある
- 優秀な人材を確保したい
- 定年まで会社に尽くすべき風潮
これらの考えが副業(複業)禁止にさせています。
よくわからない理由もありますが、それぞれ見ていきましょう。
本業に影響を及ぼす恐れがある
この理由が一番よく聞く理由ではないでしょうか?
正社員として会社や企業で働いていて、空いた時間で副業(複業)をするとさらに仕事をするのでストレスや疲れなどが本業に影響するであろうという考えだ。
確かに副業(複業)をして疲れて本業の仕事中に寝てたり、疲れによるミスが増えたりしたら本末転倒ですよね。
一社会人として正社員で働いているなら、そこはしっかり責任をもって本業をこなすべきですね。
ただ、だからといって会社企業が正社員の副業(複業)を禁止にするのはおかしいと思います。
だってアフターファイブに夜中まで飲みに行ったり、みんなで遊びに行くのは禁止できませんよね??
それと同じことだとは思いませんか?
そもそも副業(複業)は、本業以外に自分で収入源を得る手段です。
ということは、自分で自由に選んでやる仕事ですね。
そこにストレスだったり、「嫌々やる」とか「疲れる」とかという感覚はないはずです。
だって、自分で好きでやっているのだから!
とはいえ、まだまだ多くの人が間違った副業(複業)の仕方をやっているので、確かに本業に影響が出るととられてもおかしくないですね。
優秀な人材やスキルの流出
会社や企業は優秀な社員を確保したいですよね?
さらにそうした人たちのスキルも保有したいのです。
副業(複業)ができるということは、ある意味その人の能力が高いことの証明になると言えるでしょう。
しかし副業(複業)をするとそちらを一生懸命になって、本業から離れてしまうのではないか?という不安感があるのではないでしょうか?
これは会社や企業にとっても損失になります。
ただでさえ、人手不足が問題になっているのにそういった人たちが副業側に引き抜かれる可能性もあります。
もちろんスキルに関しても同じことが言えます。
そうした理由から、正社員の副業(複業)を禁止している会社や企業は多いと思います。
定年まで会社に尽くすべき
日本の企業はいまだにこの風潮が強いですね。
企業側としては、人材を教育育成したりと時間やお金もその人たちのために使っているので、できるだけ長く働いてほしいですよね。
世間的にも一つの企業で一つの仕事をずっと働いている方が、何回か転職してますという人より印象が良いように見られがち。
しかし、海外を見ると条件のいいところにどんどん転職したり仕事を変えるのは常識的なことなのです。
日本では長く年功序列、終身雇用という制度があり、これにより定年まで会社に尽くして一つのところで働けばいいという考えになっていました。
副業(複業)なんてやる意味もないし、そもそも定年まで会社に尽くすべきだという文化・風潮があったのだと思います。
でもそれは本来自分でそうしたければそうすればいいことで、会社や企業が副業(複業)禁止を強制すべきことではないはず!
働いている人が「この会社に尽くしたい!」と思うならそれでいいが、会社や企業が「うちの会社に尽くしなさい!」というのは傲慢です。
ただ、いまだに会社に定年まで尽くしなさいという傲慢なところがあるのは確かです。
副業禁止と聞いてどうするか?
ここまで副業禁止の主な理由を見て解説してきました。
さて、この主な3つの副業禁止の理由を見てあなたはどう思ったでしょうか?
「やっぱり副業はやらないで今の会社一つで働こう」と思ったのか、
または「なんか副業禁止ってばかばかしいし、これからは他にも何かやらないと!!」と思ったでしょうか??
僕のオススメは副業ではなく複業のほうです。
まずは、あながたその会社企業で定年まで尽くしたいかどうか?です。
あなたの夢や目標があって、それがその会社でずっと働いていてはたして叶うのか?
叶うとしても、一つの収入源でこの先大丈夫ですか?と言いたい。
こちらの記事では複数の収入源の必要性を解説していますので参考にどうぞ。
>>【セブンポケット】絶対必要!!これからの働き方と収入源の考え方
まずは1つなんでもいいから副業(複業)をやってみてください。
複数の収入源を持っておくのはこれからの時代とても大切になってきます。
今回コロナの影響で一つの収入源で不安に思った人は多かったはずです。
副業(複業)禁止にして、国や企業があなたの人生や家族を保証してくれますか?一生守ってくれますか??
僕が複業(副業)を勧めている理由の一つはここです。
もう国や企業はあなたの人生を保証できなくなったので自分で何とかしてくださいと、副業を容認しているのだと思います。
なので副業(複業)をやるかやらないかでこれから2極化が進みます。
経済的にも時間的にも豊かになる人と、経済的にも時間的にも貧しい人。
あなたはどちらにいきたいですか?
まとめ
それでは最後になぜ正社員の副業(複業)が禁止されているのかの理由をおさらいしていきましょう。
主な正社員の副業(複業)が禁止されている理由はこの3つです。
- 本業の仕事に影響を及ぼす恐れがある
- 優秀な人材を確保したい
- 定年まで会社に尽くすべき風潮
今回は詳しく一つ一つ見ていきました。
こうやって詳しく見ていくとかなり理不尽だし、なぜ副業が禁止されなくちゃいけないのかわかりませんね。
もしあなたがこの記事を読んで少しでもこれからのあなたの人生に副業(複業)が必要だなと思ったなら今からでもスタートしてください。
なんでもいいです、サクッとはじめられるものでいいので。
今日もあなたの未来のための一日に。
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