よい情報はお金を払ってでも買えといいますね。
え?
なんで情報にお金を払わないといけないわけ?と思ったあなた。
Googleで調べればそんなのすぐに出てくるでしょ?と思ったあなた。
もちろんそうですが、「はたしてそれの情報って本当なの?」、「信憑性があるの?」というところって気になりますよね?
結論から言うと、インターネットの情報は半分ぐらい嘘だと思ってください。
テレビに関しては、信憑性のある情報もあるがすべてが真実ではありません。
人生をも左右すると言っても大げさではない、そんな「情報の質」についてお話しします。
どうやって情報を得ているのか?
電車に乗ると大体の人がスマホでゲームかネットで何か調べてますよね。
今の時代、人に聞くよりネットですぐに検索する方が圧倒的に多いようです。
現代の10代の約70%はスマホやSNS上の投稿やニュースから検索して情報を得ているというデータもあります。
しかし、ネット上の情報は出どころが分からない、正確性がないものが多いのです。
ちょっと前に話題になったDeNAのWELQ問題などはその例です。
こちらは総務省の資料です。
情報を得るための手段として、テレビ、新聞、インターネットの三つを比べた時に「重要である」と認識している割合のグラフです。
テレビの割合はほとんど変わっていないのに、 インターネットの割合が増加してますね。
この背景にはパソコンやスマホが広まったことが理由です。
この資料は少し古いので今現在はもっとインターネットの割合が増えていると思います。
こちらの資料は、情報源としての信頼性はあるかというグラフです。
ここで面白いのは、テレビは意外とそこまで高くなくて、逆に新聞が70%を超えています。
書面で書かれているものに関しては、出所も分かるので信憑性が高いのかなと推測されます。
一方で、インターネットは情報を得るために重要になってきているが、信頼できる割合が30%に満たない状況です。
インターネットは5年間で増加はしているが、信頼性が高い情報源として認識している人は多くないようです。
結論、インターネットの情報なんて半分ぐらいは信憑性がない、出所がわからない物が多いと思っていた方がいいですね。
インターネットの中にもしっかりした情報ももちろんありますが、誰でも匿名で簡単に情報をアップすることができるのがその原因の一つです。
次にその情報の質について書いていきましょう。
情報の質とは?
「情報を制限する事で、精度を上げる」ようにしている。
情報はカロリーに似ている。安価で摂取できるので摂取しようとすればいくらでも摂取ができる。しかし、それなりに消費できなければ混乱を招く。
多くの人間が情報に振り回され、自分で深く考える努力をしない。
高城剛
このようにハイパーメディアクリエーターの高城剛さんは、‟情報のデブ”という比喩で今の情報について表現しています。
ファーストフードみたいに早くて安いけど、栄養価がほとんどなく体にもあまりよくないですね。
ようするに、情報の質が悪いと言っています。
逆に、食材にこだわった手料理などは栄養価も高く体にもいいですよね?
情報も同じで、質が大事だということです。
そしてなにより、情報に振り回されないで自分で考えることが大事だと言っています。
その考える判断材料になるものが「情報」ということになりますね。
だから情報の質が非常に重要になってきます。
では、このような情報の質があなたにどう影響してくるのか見ていきましょう。
情報の質がどう影響してくるのか?
今までテレビやインターネットなどのマスメディアからの信憑性の低い情報と、信頼できる人からの「口コミ」や出所がはっきりしている有益な情報では大きく差が出ていきます。
有益な情報や正しい情報はしっかりした出どころが分かり、さらに信頼できる人の情報がこれからは大切です。
友人から友人へ、「口コミ」がこれからの主要メディアになります!
だって、信頼できる人からのしかも実際に使用したり、体験したりした事を「口コミ」で伝えてくれているので情報の質としては間違いありませんよね!
テレビのコマーシャルで有名人が化粧品とかに出演していますが、実際その有名人が日頃から気に入って使っている化粧品などほとんどないはずです。
彼らもビジネスなので、使ってない商品なども広告塔としてテレビやインターネットでPRしているのです。
それをただ、有名人だからとか、会社がテレビでの露出が多く知名度があるからで信頼してあなたはお店とかに買いに行ってませんか?
ここに「情報の質」の差が出てくるのです。
それでは、具体的にどんな事に影響が出てくるのか書いていきます。
ぜひ、これから先の将来のために参考にして下さい。
情報の質で経済の格差が生まれる
まず情報の質の良し悪しが、そのまま直結してあなたの経済に影響を与えます。
経済的に豊かになる人は有益な質の良い情報を得ています。
それとは逆に情報の質が悪いものばかり得ている人は、経済的に豊かでない人が多い。
どういう事かというと、経済的に豊かな人は有益な情報や情報の質が高いものの取り方を知っています。
そして有益な良い情報を利用してさらに経済的に豊かになるのです。
雪だるま式にどんどん大きくなる感じです。
逆に情報の質が悪いものを得ていたり、お金を払って質の良い情報を取らないような人は損をしたり無駄が発生しますね。
これによって、情報の格差がうまれて、それが経済の格差につながるという事です。
経済の格差が健康の格差になる
最初の情報の質で全てが決まると言ってもいいでしょ!
どれだけ質のいい情報を取っていき、そしてそれを使えるかでこの先の将来をも決まってくるからです。
経済がそのまま健康に直結するのも、なんとなく分かりますよね?
だって、経済的に豊かであれば質のいい食事も取ることができるし、医療だって同じことです。
健康の格差が幸福の格差になる
あなたの幸せの定義って何ですか?
人それぞれかもしれませんが、共通して言えることが1つあると思います。
それは健康である事。
誰でも病気をしたり、怪我をしたりなんてしたくないですよね?
例えば、
お金も時間もあるけど、病気でずっと病院のベットで入院しているとか。
想像しただけで最悪ですよ!
健康でなければ何も出来ません。
ブロガーの方も普通の会社員の方も主婦の方も、まずは健康でいる事が1番です。
その健康である事がどれだけ幸せなことかは、病気などにならないとわからない人が多いのも事実です。
しかし、病気になってからでは遅いのです。
ボクの祖母の話をしますが、祖母はもう90歳以上ですが10年ぐらい前に軽い脳梗塞になりました。
発見が早く命までは大丈夫でしたが、半身が不自由になっています。
それまでは自転車に乗って自由に出かけたり、料理が好きで子供や孫たちが来た時に振舞ってくれていました。
もう10年ぐらいになりますが、ずっと半身が不自由な事を嘆き、早く死にたいとまで言っています。
あれほど、活発で明るい人だったのに…
僕はこれを見たときに、本当に健康でいる事は1番大事な事だと思いました。
まとめ
今のこの現代社会では、情報量がとても多いです。
テレビ、新聞、雑誌、本、インターネット、SNS、口コミなどなどありとあらゆる手段があります。
その中から私たちは自分の判断で質の高い、信憑性のある情報を判断して選んでいかなければなりません。
情報を取るのはいいことですが、情報の質がとても大事になってきます。
- 情報の質にこだわる(出所がわかるちゃんとした情報)
- 信頼できる人からの口コミがこれからの主流になる
- 質のいい情報をとり、自分で判断する(何も知らない親や友達の意見ではなく、自分がどう思ったかが重要)
これらを意識することによって、情報の質から経済にいき、健康につながり、最終的に幸せになるのです。